FXいのち が書くブログ

FXに没頭する日々。そんな中から皆様の役に立つ、面白い記事を書いてゆきたいと思います。

今日は米国雇用統計。そして雇用統計が注目される理由について。


今日はいよいよFX界最大のイベント、米国雇用統計発表ですね。

準備体操はOKですか?



以前、経済指標発表時の考え方(及びドラゴン・ストラテジーFXの使い方)という記事でこのあたり、書いたことがありますが、米雇用統計はなぜ注目されるのでしょう?

ちょっと考えてみたいと思います。



雇用統計は米国労働省労働統計局が発表するのですが、その数字は10以上の項目にわたります。

しかし、注目されるのは2つ。

非農業部門雇用者数と失業率です。


FRB(米中央銀行)- ここの最大の仕事は、物価の安定、そして雇用拡大です。

日銀は後者の責任がなく、ここが日本と違います。


米国はGDPの70%を個人消費が占めているため、個人の消費動向、、 ということは、それに最も関わる雇用状況が重要になります。


ただ毎月のGDPや個人消費統計が発表されるのは翌月の月末近くになるので、月の初めに発表される雇用統計が注目されるのです。




で、、 一番気になる、

 米広告雇用統計に伴う為替の動きは予想できるのか?

ということですが、結論から言うと、これは予想不可能です。


以前コンピュータが1/1000秒早く売買を開始したということでその投資会社が摘発されたという事例があるほど厳しく管理もされています。


百戦錬磨のアナリストが雁首揃えても、なかなか難しいのです。


なので、予想はあきらめて、ツールやノウハウを利用したテクニカル系に素直に従ったほうがよいと思われます。



これからの相場について


昨日、イエレン議長が議会証言でアメリカの

年内金利上げを強く示唆したことで、


 早ければ9月! 利上げあり


ということで、ドルが買われましたね。


「川の流れ」がそっちなので、

今後基本はコレで動くと思いますが、

コトはそう単純ではありません。




まず、ギリシャ問題。

まだ到底片付いたとは言えません。


今朝ギリシャ財政再建法案を可決したとの報道が

流れましたが、そりゃあ、お金を貰う方は可決でも

何でもするでしょう。


要するに、借金まみれのドラ息子を親がとりあえず

救済したって感じで、ドラ息子はドラ息子のままです。

よほどの改心をして今後まじめにお金を返していくか -

ですが、かなり ? もつくでしょう。




あと、、 中国。


この前の株暴落のあと、「予想通り」、

資本主義ならありえない国家介入/規制で無理やり

再度押し上げましたが、市場原理に沿っていない行動は

当然無理が生じる可能性大です。

中国は自分で自分の中に爆弾を仕掛けたようなもので、

これがいつ爆発するか分かりません。





というわけで、、

相場は色々複雑ですが、あまり悩んでも仕方ないので。

リラックスしてやっていきましょう。

ギリシャ破産が近づいてきたのか



ギリシャ債務問題の打開に向けた協議が昨日、

物別れに終わりましたね。

こりゃ、ちょっと ヤヴァくなってきました。


ギリシャは修正案を出したのですが、

EUから、「あめ(甘)ー」 とつっ返されました、


ギリシャは6月末、IMFに16億ユーロ(18億ドル)

を返済しなければなりません。



この後、18日にユーロ圏財務相会合でまた話し合いが

ありますが、今度何も決まらなかった場合は、いよいよ

デフォルトが完全射程に入ってきます。

仏の顔も五度くらい(?)見せているので、いくら

優しいEUでも、もうキレるでしょう。


大体、、 

選挙で公約したのでいまさらなんでしょうが、

2●%もいる(異常な数の)公務員に

いい顔しようって言うのが ブー × です。

世の中そんなに甘くはありません。


さあ、ワールドカップの1次リーグで見せたサプライズ
(日本はギリシャと同じグループで
 サプライズを見せられませんでした)

を再現できるか、正念場ですね。





さて、我々は、その準備をするとともに、

(デフォルトになると例えばユーロドルでは
 真っ逆さま ↓。 どこまで行くか分かりません、)

こういうときは、逆に、一気に解決する場合も多く、

その場合は 一気に ↑ ですので、

情報を注視する必要がありますね。



レンジ相場とトレンド相場

FXで勝っていくためにぜひ押さえたい、重要な概念があります。それは、レンジ相場かトレンド相場かを見る - ということです。

これはFX攻略の中でも最も重要な基礎事項になりますので、必ずその眼を養うようマスターしなければなりません。

 

「レンジ相場」というのは、いわゆる、「余り変動のない相場。

それに対し、「トレンド相場」とはその名の通り、大きくトレンド(潮流)をつくっている相場です。例えば、レンジ相場に対する代表攻略法としては、恋スキャFXというものがあります。左サイトはその中でも良いと思ったレビューページです。

 

レンジ相場のときとトレンド相場のときは、攻略法を全く変えねばなりません。

大雑把に言うと、レンジ相場の時は逆張り(値動きと逆にエントリーすること)、トレンド相場のときは順張り(値動きに沿ってその方向にエントリーすること)、でいく必要があります。

具体的には、まず、レンジ/逆張りのときは、ボリンジャ―バンドを見てその上辺、下辺近辺に来たら逆にエントリーします。このあたりをノウハウ化したものが、この分野では有名な恋スキャFX(裁量ノウハウ)というものになります。

トレンド/順張りのときは、そのときの過去の相場の流れを見て、高値・安値を切り上げているときは上方向にエントリー、逆の時は下方向にエントリーします。

 

ただ実際に取引していく際には、当然ながら、今がレンジなのか、トレンドなのかの判断をどう行うかが問題です。それには私の場合、RSI(相場の買われ過ぎ売られ過ぎを示すインディケータ)の指標を参考にします。50近辺を上下しているならレンジ、60とか、70,80を推移しているならトレンド相場と判断します。

それにファンダメンタルな動きを加味していきます。FX関係のニュースを見ていると、今どういうトレンドにあるのかが大きな枠組みで見えてくるものです。ただ、これには少し習熟の期間が必要かもしれません。

慣れてくると、大きな期間単位ではどちらに動くかほぼ的中できるまでになってきます。その大きな読みにデイリー、時間単位、分単位の短い動きを合わせていくと理想的なFX攻略環境ができると思います。

 

昨日はボラ大でしたね


昨日の米国GDPとFOMC会見で、随分ドルが動きましたね。


弱い数字のGDP。

それで一気にドルが売られました。


GDPが悪かった割には、FOMCではそれほど悲観的な感じはなく、とはいえ、これからの数字次第、ということですね。

金利上げは9月説と12月説が言われていますが、まずは来月頭の雇用統計。

ここである程度の大勢が分かってくると思います。


PS.

ちなみに、FRBが、記者会見予定のない月も電話会見をするテストをしていると報道しました。

今までは記者会見のない月は利上げの発表は無かったので、、 これって、

「いつでも利上げしますよ~」

と言ってるようなモンですね。

もちろん当局はそんなことはない、と否定してますが、(笑)

経済指標発表時の考え方 間違っていませんか(続き)

 

いやはや、ユーロの下落が止まりませんね。

昨日は対ドルで12年ぶりの安値更新。

各国国債もボロ下がり。


1ドル1ユーロの時代も近いか? ですね。
(現在は1.05ドル台。)


原因は、欧州中銀の量的緩和アメリカの強い
経済指標を受けた米金利の上げ観測。

引く力と押す力が同じ方向に行っているので、下げが大加速なんですね。


このドル高の流れは円にも及んで、火曜日には122円突破、ですね。



しかし不思議なのは、これではアメリカの輸出産業もそろそろ悲鳴をあげてもよさそうなのですが、そうでもなさそうな様子なこと。


まあ、いくらなんでも、いつまでも、というわけにはいかないとは思いますが、、、

アナリストの声とかは、まだまだユーロは下がる - のようですね。



FXをやってる方。 今は、超 稼ぎ時でしょう。




さて、、

前回の続き、「経済指標発表時の考え方」です。



指標発表時の値動きは、

 予測と結果の乖離

から起こる、そして、結果が発表されたとき、予測と結果に乖離があればそれを埋める値動きが発生する -というお話をしました。


なので、

指標発表の数字を予測して発表の瞬間にトレードをする - というのは、あまり意味がなく、ギャンブルに近いことが分かります。

また、ファンダメンタル分析は色んな要素が複合しているものですので、一つの指標だけをトレードの根拠にするのは、これもリスクを伴います。


色々複雑ですよね。。。


なので、

よほどのプロでない限り、経済指標発表時にポジションを持つのはやめましょう - というセオリーはここから来ているのです。

しかし、例えば今業界で評価の高いドラゴンストラテジーFX【以前のノウハウと同じサイト】クラスのサインであれば、動き出した瞬発は捉えられなくても、時間レベルのスパンでは、勝てる方向を示してくれます。

例えばドラゴン・ストラテジーFXの叩き出した数字、、 先週の米国雇用統計であれば、こんな感じです。↓

 

■ 3月6日 またまた雇用統計で大稼ぎ! +183.6pips (上記ページより転記)

 ドル円  +97.1pips
 ポンドドル  +55.9pips
 ユーロドル  +30.6pips

 
 いかがでしょうか。

経済指標発表時の考え方 間違っていませんか


先週金曜日の米国雇用統計はいかがでしたか?


雇用統計としてはわりに素直な値動きだったので、

稼いだ方も多かったと思います。





ところで、、

経済指標に対する値動きはどうやって決まるか?

について、間違った考え方がされている場合が

ありますので、今回はそれを確認してみたいと思います。

(熟練者の方は飛ばして頂いても結構だと思います。)



まず、基本の部分ですが、、


指標の発表時は、前回発表の数字より良ければ高評価、

悪ければ悪評価になる、というわけではありません。



では何が指標発表示の急激な値動きを呼んでいるのか?



それは、


 予測と結果の乖離


です。


指標や金利発表などのファンダメンタル要因にはすべて、

アナリストなどの事前予測があります。

(「アナリスト」とは、評論を商売にしている人たち
 だけではなく、実戦で、大きな、シビアなトレードを
 しているプロの現場トレーダーも含みます。)



前回のときより悪い予測が強ければ、

その該当通貨は売られます。

逆も同じです。


これがいわゆる「織り込まれている」状態なのです。


そして、結果が発表されたとき、予測と結果に

乖離があればそれを埋める値動きが発生します。


関連記事: 経済指標発表時の考え方 間違っていませんか(続き)


  (次回に続く)