FXにおけるトレンドフォロー考
FXでは、「逆張りか順張りか?」という議論がよくなされますが、専門家の結論はどうも一致していて、
順張り一択
のようです。つまり、トレンドフォローですね。
まあ、言うは易し、行うは難しで、うまくトレンドにのれりゃあ、苦労しないよ、って話でしょうが。
(そんな中、モンスタートレンドゾーンFX、略称「モントレFX」というツールが出ましたね。今人気のようです。ここは前にもとりあげたレビューサイト。)
まず、大事なのは、今の相場が、トレンドが発生しているさ中か、発生前なのか、はたまたレンジなのか、の判定です。
最初に長い時間足の方向を見ることです。
日足とか、週足とかですね。
この方向と逆方向にエントリーすることをまず避けることです。
次に実体経済です。
これ、やってない方が多いのですが、相場ってテクニカル通りに勝手に動いてくれるものではありません。
「物事には必ず原因がある」
大元に漂っている実経済の動向を把握することです。
プロのトレーダーたち、特に欧米のプロは、初め、ここを徹底的に叩き込まれます。
ベテランたちは、いわゆる第二波 - 先行者がトレンドを形成した次の波に乗るのが上手と言われます。
逆に下手なトレーダーは、プロたちが利食いに入るときにエントリーしてしまうのです。
その「波」の把握ですが、やはりオーソドックスなところの「ダウ理論」は有力です。
上げは高値・安値を切上げていく、下げは高値・安値の切り下げていく - というもの(それだけではないですが)。
そこから、エリオット波動のセオリーに従っていく -
話せば長くなりますのでここではこの辺にしておきますが、そのあたりの理論をもう一度勉強して基礎を押さえ、冒頭に書いたモンスター・トレンドゾーンFXなどのツールを助けに使っていけばよいのではないでしょうか。