サポレジ考 その3
前回は、サポートのラインが破られたときの相場急落の理由についてお話しました。
今回は、「サポレジの強さ」を見る方法についてです。
「サポレジの強さ」を計ることは、言うまでもなく、そのライン近辺での投資行動にとって重要です。
それには何を判断基準とするか?
それは、
ポジションの変化データ
です。
以前一度とりあげた「IMMポジション」がそうですが、これよりも、FX業者で公開している
「顧客の買い比率と売り比率」
を見る方が分かり易いかもしれません。
これ ↓ がポジション比率を公開しているFX会社の一覧です。
(ページを少し下がったところ)
http://zai.diamond.jp/articles/-/159474
自然の理として、サポート付近では買いポジションの比率が増えます。
そしてサポートを抜けた際、どの程度買いポジションの割合が減っているかが重要です。
抜けてなお買いポジションの比率が高い場合は、その時の価格よりも高い値で買ったポジションが残っている -
つまり、相場に置いて行かれた人が多い
ということが分かります。
すると、この後価格が上昇に転じた時、少しでも損を減らそうと、売り注文が増えることが予想できるわけです。
あと、、
以前もお話しましたが、サポレジになりやすい価格というのがあります。、
ドル円で言えば、120円、119円といった、100piposごとの、いわゆる大台言われる価格がその例ですね。