今日は米国雇用統計。そして雇用統計が注目される理由について。
今日はいよいよFX界最大のイベント、米国雇用統計発表ですね。
準備体操はOKですか?
以前、経済指標発表時の考え方(及びドラゴン・ストラテジーFXの使い方)という記事でこのあたり、書いたことがありますが、米雇用統計はなぜ注目されるのでしょう?
ちょっと考えてみたいと思います。
雇用統計は米国労働省労働統計局が発表するのですが、その数字は10以上の項目にわたります。
しかし、注目されるのは2つ。
非農業部門雇用者数と失業率です。
FRB(米中央銀行)- ここの最大の仕事は、物価の安定、そして雇用拡大です。
日銀は後者の責任がなく、ここが日本と違います。
米国はGDPの70%を個人消費が占めているため、個人の消費動向、、 ということは、それに最も関わる雇用状況が重要になります。
ただ毎月のGDPや個人消費統計が発表されるのは翌月の月末近くになるので、月の初めに発表される雇用統計が注目されるのです。
で、、 一番気になる、
米広告雇用統計に伴う為替の動きは予想できるのか?
ということですが、結論から言うと、これは予想不可能です。
以前コンピュータが1/1000秒早く売買を開始したということでその投資会社が摘発されたという事例があるほど厳しく管理もされています。
百戦錬磨のアナリストが雁首揃えても、なかなか難しいのです。
なので、予想はあきらめて、ツールやノウハウを利用したテクニカル系に素直に従ったほうがよいと思われます。