さっそく波乱の相場
昨日はいきなり、来ました(笑) ね。
前回、ブレイクアウトについて書きましたが、大、大ブレイクアウト。(笑)
中国、アメリカ、と株のドン下げ。
上海ではサーキットブレイカーが発動され、取引が停止される始末でした。
で、ついに円が118円台に突入。
ここで大事なのは、今まで120円がサポートだったのがこれからは逆にレジスタンスとして働く可能性があることです。
いやいや、今年は色んな要素があり過ぎて、全く予断を許しません。
米景気がすんなり行くかどうか。
中国、欧州がイマイチの状況で
そう簡単ではないでしょう。
それに合わせた金利上昇ペースはどうか。
ECBが追加緩和しそう。
イランとサウジの喧嘩もあり、原油価格も荒れそう。
イスラム国問題など地政学はどうか。
などなど。。
それに今年は米大統領選があり、有力視されているヒラリー新大統領にもしなると、ドル高に女のキバを向いてくる可能性があり、また、彼女は対日強硬派とも言われていますので、その影響もありそうです。
日本も参院選があります。
しかし、FX的にはこういう状況だからこそ大稼ぎできる状況 - という見方ができます。
腕をマクって行きましょう。
ついに世界がアベノミクスに ×(バッテン)か
いやあ、先週から相場、動きまくりですね。(笑)
昨日もジェットコースターのような乱高下相場でした。
そしてついに1ドル115円前半にまで。
今まで世界はアベノミクスに対し、あれでうまくいくならウチもやったろ。 みたいな目でお手並み拝見モードでしたが、今回の黒田バズーカが(今のところ)不発に終わったこと等で、ついに バッテン をくだしつつあります。
そして日本に残ったのは巨大な借金・・・
安倍さん、、
北朝鮮問題
甘利汚職問題
等で大変な上に、経済も大変。
また、「健康上の理由で・・・」とならないように、お体にだけは気を付けて下さいね。
サポレジ考 その2
この前とりあげた、「サポレジ考」のお話の続きです。
この前は、サポレジ(サポート・レジスタンス)ラインがなぜ発生するのか、「フリマの靴」の話でご説明しました。
少し付け足すと、、
フリマの靴は何種類かあるのでまだ選択肢があるのですが、為替の場合、ポジションを持っている人にとっては、ドル/円! とか、関わる種類が一種類しかないため、もっとはっきりとサポレジのラインが形成されやすい -
ということがあります。
さて、、
サポートのラインに近づいてくると、上述の現象により段々買う人が増えてきます。
ここで、買い手の数が売り手の数を上回った時、相場が反転、上昇します。レンジ相場とトレンド相場の記事でも書いた、上昇・下降の気流が発生するのです。
このように、売買のバランスによってサポレジのラインが形成されます。
で、、
サポートのラインが破られました。
そして引き続き売り手が優勢だった時、下げが一段と加速するという現象が起きます。
それはなぜ起こるのか?
それは、サポートのラインで買った人たちが損切りするから - です。
以前、相場の急降下は新たに売りで入る人が増えたためではなく(それもありますが)、むしろ、
損切りする人たち
がその急降下相場をつくっている -
と書きました。
まさにその現象が起こっているのです。
(続く)
サポレジ考
今日は「サポート・レジスタンス(サポレジ)」のお話をしてみたいと思います。
このサポレジへの理解はトレードにとって非常に大事です。
少し掘り下げてみましょう。
まず、、
説明するまでもないことかもしれませんが、
相場が下降するときに抵抗となるラインがサポート。
相場が上昇するときに抵抗となるポイントがレジスタンス -
です。
そしてこれにはまさに、人間の購買心理が深く関わっています。
フリーマーケットを想定してみると分かりやすいです。
あるマーケットで、仮に、ある同一ブランドの靴が複数の店舗で売られていたとします。
最初に立ち寄った店ではそれは5000円でした。
しかし、そこでは普通は買いません。
なぜなら、その5000円が安いのかどうか分からないからです。
そして、うろうろ回っているうちに、そのブランドの靴は大体、1万円~1万5000円で売られていることが分かってきました。
あなたはすぐに、5000円で売っていた店へ戻ります。
が、お目当ての靴は既に売り切れ。。
「5000円で買っとけばよかった!」
と、きっと思うことでしょう。
これがサポートラインなのです。
つまり、1万円~1万5000円という価格を見たがために、5000円という価格は「買い」だと思う。
この値がサポートラインとなるのです。
関連記事:レンジ相場とトレンド相場
今日は米国雇用統計。そして雇用統計が注目される理由について。
今日はいよいよFX界最大のイベント、米国雇用統計発表ですね。
準備体操はOKですか?
以前、経済指標発表時の考え方(及びドラゴン・ストラテジーFXの使い方)という記事でこのあたり、書いたことがありますが、米雇用統計はなぜ注目されるのでしょう?
ちょっと考えてみたいと思います。
雇用統計は米国労働省労働統計局が発表するのですが、その数字は10以上の項目にわたります。
しかし、注目されるのは2つ。
非農業部門雇用者数と失業率です。
FRB(米中央銀行)- ここの最大の仕事は、物価の安定、そして雇用拡大です。
日銀は後者の責任がなく、ここが日本と違います。
米国はGDPの70%を個人消費が占めているため、個人の消費動向、、 ということは、それに最も関わる雇用状況が重要になります。
ただ毎月のGDPや個人消費統計が発表されるのは翌月の月末近くになるので、月の初めに発表される雇用統計が注目されるのです。
で、、 一番気になる、
米広告雇用統計に伴う為替の動きは予想できるのか?
ということですが、結論から言うと、これは予想不可能です。
以前コンピュータが1/1000秒早く売買を開始したということでその投資会社が摘発されたという事例があるほど厳しく管理もされています。
百戦錬磨のアナリストが雁首揃えても、なかなか難しいのです。
なので、予想はあきらめて、ツールやノウハウを利用したテクニカル系に素直に従ったほうがよいと思われます。
これからの相場について
昨日、イエレン議長が議会証言でアメリカの
年内金利上げを強く示唆したことで、
早ければ9月! 利上げあり
ということで、ドルが買われましたね。
「川の流れ」がそっちなので、
今後基本はコレで動くと思いますが、
コトはそう単純ではありません。
まず、ギリシャ問題。
まだ到底片付いたとは言えません。
今朝ギリシャが財政再建法案を可決したとの報道が
流れましたが、そりゃあ、お金を貰う方は可決でも
何でもするでしょう。
要するに、借金まみれのドラ息子を親がとりあえず
救済したって感じで、ドラ息子はドラ息子のままです。
よほどの改心をして今後まじめにお金を返していくか -
ですが、かなり ? もつくでしょう。
あと、、 中国。
この前の株暴落のあと、「予想通り」、
資本主義ならありえない国家介入/規制で無理やり
再度押し上げましたが、市場原理に沿っていない行動は
当然無理が生じる可能性大です。
中国は自分で自分の中に爆弾を仕掛けたようなもので、
これがいつ爆発するか分かりません。
というわけで、、
相場は色々複雑ですが、あまり悩んでも仕方ないので。
リラックスしてやっていきましょう。
ギリシャ破産が近づいてきたのか
ギリシャ債務問題の打開に向けた協議が昨日、
物別れに終わりましたね。
こりゃ、ちょっと ヤヴァくなってきました。
ギリシャは修正案を出したのですが、
EUから、「あめ(甘)ー」 とつっ返されました、
ギリシャは6月末、IMFに16億ユーロ(18億ドル)
を返済しなければなりません。
この後、18日にユーロ圏財務相会合でまた話し合いが
ありますが、今度何も決まらなかった場合は、いよいよ
デフォルトが完全射程に入ってきます。
仏の顔も五度くらい(?)見せているので、いくら
優しいEUでも、もうキレるでしょう。
大体、、
選挙で公約したのでいまさらなんでしょうが、
2●%もいる(異常な数の)公務員に
いい顔しようって言うのが ブー × です。
世の中そんなに甘くはありません。
さあ、ワールドカップの1次リーグで見せたサプライズ
(日本はギリシャと同じグループで
サプライズを見せられませんでした)
を再現できるか、正念場ですね。
さて、我々は、その準備をするとともに、
(デフォルトになると例えばユーロドルでは
真っ逆さま ↓。 どこまで行くか分かりません、)
こういうときは、逆に、一気に解決する場合も多く、
その場合は 一気に ↑ ですので、
情報を注視する必要がありますね。